松下組の人

interview

丁寧に丁寧に。
「建設業のイメージをよくする」
ことにも全力で
挑戦していく。

入社17年。数々の現場を経験し、現在は建築課の工事長として「建物をつくる」ことに全力で向き合う。松下社長いわく、「あれほど真摯に仕事に打ち込む社員もなかなかいない」とか。会社の“改革”を肌で感じながら、初心を忘れず、今日も高い壁を越えていく人。プロだ。

建築課

西本 猛

Takeshi Nishimoto

出身地
水俣市
入社
2007年

所属や役職は、2024年6月時点のものです。

同じメンバー、同じ建物…という風に、“同じ条件で仕事をする”ということがない仕事なので、ひと現場・ひと現場ごとにしっかり考えておさめていくという面白さがありますね。こういう仕事の面白さみたいなものに気づいたのは、やっぱり5年め以降かなぁと。

いま入社17年めで、もうやがてベテランの域にいこうとしているんですが、やっぱり自分たちで段取りをして竣工まで持っていく仕事なんで、お客さんのために考えた計画工程とか図面とかが、ばっちりおさまっていくとやりがいを感じますね。もちろん、アクシデントとか、想定外の出来事が起きることもあります。というか、イレギュラーなことがないことがないくらい(笑)。そんな時もやっぱり、自分はどんと構えていたいというか。どうやったら最善を尽くせるかを考えて考えて、行動しますよね。もう、毎日が登竜門です。

いま嘉島町のクリニックを手がけているんですが、ここが、よくも悪くも、けっこう目立つ場所なんですよ。そこでひとつ目標を立てたんですが、「建設業のイメージをよくしたい」ってことで。建設業はきついとか、大変なことばかりじゃないぞっていうのを、行き交う人にも感じてもらえないかなと思っていて。松下組のこのロゴを掲げて仕事をするわけなので、プライドをもってここ(現場)を動かしている。たとえばいつも現場をきれいにするとか、まわりの方にあいさつをするとか。多くの方が携わるプロジェクトなので、そういう基本的なところも徹底したいと思ってやってます。こんな風に、ひとつの現場ごとにコンセプトを立てるのも自分の仕事の特徴なんです。たとえばこの建物(クリニック)でいうと、30年は使うと決まっているので、やっぱり手は抜けない。「人が長く使う」大切な建物をつくるという仕事なので、大切につくらないといけないな、といつも思っています。

これまでの経験と
自分自身を信じて、
仕事に情熱を
持ち続けたい。

いま改革の最中にある松下組。“もっと”地域に根ざした建設業を体現する会社として、業界に新しい風を吹き込む会社として。西本さんのような、若く熱いリーダーの存在は不可欠だ。

ありきたりな言葉だけど、松下組って本当に風通しがいいんです。特にこの5年〜6年くらいで、松下社長が本気で改革を進められている感じがあるんですよね。ロゴが変わって、制服が変わって、このあたりから徐々に。そして4年前になると思うんですが、全社員と全作業員さんの前で、明確に「会社を一新します」と宣言があったんです。「建設業はなくならない仕事と言われているけれども、もっと地域に根ざした松下組であるために、改革をしていきます」という感じでした。やっぱり大きく変わったのは「残業をなるべくなくそう」「休日はちゃんと休もう」という流れができてからですね。いま、限りなくその目標が達成できているのは、社長が本当に実現しようと思って動かれたからなんだと思います。その負担軽減のためにIT化を導入したり、ですね。「挑戦してみてダメだったら、またやり直せばいいよね」というのが社長の口癖で、そのおおらかさもいいなあと思っています。

あとちょっとこれは社長には直接言えないんですが…ちょっと社長、優しすぎない?って思うこともあります(笑)。一生懸命やって失敗したことだったら、「うん、しょうがないよね」ってスタンスの方(笑)。でも、だからこそ、ちゃんとしなきゃいけないってみんなが思ってるんじゃないかな。

5年後、
なにしてる?

What are you doing
5 years later?

コアメンバーとして建築の現場をまわしていける存在になりたいなと思いますね。日々全力でやっているだけなので、5年後もすぐきちゃいそうです(笑)。ただ、今まではひたすら200%の力で取り組む!って感じだったので、これからはすこし余力を残しつつ、ちゃんと結果を出せたらいいなと思ってます。

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